2014-01-01から1年間の記事一覧

沖縄県知事選挙

11月上旬からの新聞切抜き終了。この間の動きを見ると、11月中旬の沖縄県知事選挙から衆院選挙の予兆が始まっている。県知事選挙では、辺野古移設反対派の非自民連合のおながさん氏が勝利。今回の衆院選挙でも沖縄は自民党はすべて小選挙区を落とした。

自民党微減、民主党微増、共産党倍増

自民党は今回の選挙で、295の小選挙区のうち75%にあたる223議席を獲得した。しかし、日経の報道によれば、得票数自体は2009年より減少している。他方、議席を増やした公明党は、比例の得票数は横ばい。共産党は、過去2回の選挙より得票数を伸ばしている。 …

選挙

今回の選挙は同世代の若い候補者の活躍が目立つ。僕は政治家ではないので、研究者として社会にいかに貢献していくのか、自分なりに考える。何かを変えてくれそうな候補者に、僕らの代表としてぜひ国会に出てもらいたい。そういう候補者が何人かいる。厳しい…

はちみつ

今日は午前中、子供2人と一緒に英会話教室に行って、昼食後、市内で養蜂所を営むご家庭に訪問。国産はちみつの極意を教えていただく。その後、公園で少しだけ遊ぶ。明日は、雪だそうだ。選挙日と重なるだけに、天気になることを期待する。

シラバス作成など

午後の時間帯で、来年度のシラバス5つ分を完成。授業は実は毎年すこしづつ変更を加えている。3年目に入って担当する3つの講義のかたちがすこしづつ見えてきた感じ。調査のアポとりは、事前にお願いしていた倉敷市の縫製技術支援のマネージャーが、あまり思わ…

暗黒時代にならないために

12年12月の総選挙のとき、私は福岡にいた。選挙結果を見て、同僚と「暗黒の時代が始まるね」「われわれは粛々と日々の業務をこなそう」と話をしていた。13年12月秘密保護法、14年7月集団的自衛権行使容認の閣議決定。次は、いよいよ憲法9条改正。暗黒時代に…

座談会

他のゼミの活動のお手伝いで、大学についての座談会を行った。私とその担当の先生含めて3人、学生が4名参加したが、けっこう率直な意見交換ができて、楽しかった。教員によって学部講義の位置づけも違う。出る人が出ればいいという(ある種古典的な)授業観…

読書:『路地の教室』

路地の教室―― 部落差別を考える (ちくまプリマー新書)作者: 上原善広出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/07メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る合同合宿の往復+αで読了。本田由紀氏が新聞書評で紹介しており購入した。読みやすい良書。…

日経経済教室、伊藤周平氏

今朝の日経の経済教室は鹿児島大学教授の伊藤周平氏。選挙争点の一つの消費税をめぐって、「社会保障費(現在は年金、医療・介護、子育て支援の社会保障4経費)のすべてを消費税収で賄うことなど不可能」「そうしている国など存在しない」と指摘。 http://w…

合同ゼミ合宿終了

2日間の合同合宿を終えました。昨年に比べて発表時間を減らし、議論する時間を増やしましたが、それなりに議論が盛り上がりました。2・3年生それぞれの課題はありますが、岐阜大学の皆さんの受け答えの明瞭さ、よどみなさ、は目を見張るものでした。他大学と…

合同ゼミ合宿はじまる

今日から1泊2日のゼミ合宿です。昨年に引き続き、岐阜大学と一緒に研究発表会を行います。岐阜大学が12名、6組、高崎経済大学が30名、8組、合計、42名、14組の大所帯。14組の報告を2日間かけて行います。2年生は基礎演習が開始してまもなく、テーマを決め、…

『それでも夜は明ける』を見た

それでも夜は明ける コレクターズ・エディション(初回限定生産)アウターケース付き [DVD]出版社/メーカー: ギャガ発売日: 2014/10/02メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る自宅で妻と見た。しんどい映画である。テーマはアメリカの奴隷制度。制度…

旬報社 : 図説 経済の論点

旬報社から『図説経済の論点』という本が出版されます。発売日は2014年12月22日です。この本は、私の大学院時代の友人が編著になって作り上げられました。執筆依頼があったのは2013年の12月。ちょうど、合同ゼミ合宿が開催されていたころでした。授業や学習…

とある大学の話

昨日聞いたとある大学の話。退職教員が複数いるが、新任教員を1人しか補充していない。現在いる教員で授業を担当しなければいけないので、専門に関わらず、授業コマ数を増やしている。定員割れを防ぐために、教授会で決めた合格基準を下回る学生をとるように…

読書:『「悪」と闘う』

「悪」と闘う (朝日新書)作者: 宇都宮健児出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/08/08メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る元日弁連の会長で、サラ金問題の専門家でもある宇都宮健児弁護士の著作。2014年初頭の東京都知事選挙を振り返り、…

読書:『儲かる農業論』

儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ (集英社新書)作者: 金子勝,武本俊彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/10/17メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る金子勝・武本俊彦『儲かる農業論』集英社新書、2014年を読了。農家の大規模化ではな…

研究を進める

研究が停滞している。「停滞」の理解の仕方によるが、論文を出す生産性が落ちている。生産性と論文の質は比例しない。しかし、書くことによってのみいい論文も生み出せる。このことを考えれば、今の状況はとてもいいとは言えない。いろいろな条件が重なった…

11/17のセミナー

11月17日に群馬大学で開催された研究セミナーの様子。講師は山田博文・群馬大学教授。格差や貧困、株式の所有構造、政府の国債発行などに関わる基本統計を丁寧に読み解き、日本経済ががけっぷちにあることを指摘する非常にわかりやすいご報告でした。憲法9条…

11/15の講演会

11月15日にぐんま住民と自治研究所というところにおよばれして講演を行ってきました。「経済のグローバル化と国民生活の再構築ー繊維産業を事例に考える」というテーマで1時間30分。途中映像を20分ほど見ました。当初は90分ももたないかなと思っていたのです…

タッチ&ゴー

学生証をタッチできなかった。忘れたというコメントをかく学生が一定数いる。忘れた学生の多くは、後半の映像のコメントを書く。もしや、一定時間を過ぎると学生証はたっちできず、遅刻した場合に、「忘れた」としているのではないか。そのような疑念が沸い…

読書:『地方消滅』

地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)作者: 増田寛也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/08/22メディア: 新書この商品を含むブログ (37件) を見る読了。以前購入し、気になっていたが読む時間が取れなかった。とある論文を読んでいて、…

『<大国>への執念』を2章分読む

献本としていただいた『<大国>への執念 安倍政権と日本の危機』の第2章と第4章だけ読む。すべて読むにはもう少し時間を要するかな。この本の中で、岡田知弘先生が、雑誌『世界』に掲載された増田レポートの批判的論考を紹介している。さっそく図書館でコピ…

日経新聞に鳥畑与一先生

今朝の日経経済教室は静岡大学の鳥畑与一先生。 ※日経のウェブサイトにリンクがありました。全文を掲載しておきます。 1980年代末以降、カジノが普及してきた米国では、カジノは経済問題として論じられてきた。特に米議会の「ギャンブル影響度調査委員会報告…

教員推薦図書

FD・SD研修会の後、用事で図書館に行ったら職員の方に声をかけられた。教員推薦図書としてあげた『ルポ虐待』『キャバ嬢の社会学』を読んでくれたようだ。『ルポ虐待』について、その女性のスタッフの方は、「(子育てをした経験から)決して支持できないし…

読書:『「親活」の非ススメ』

「親活」の非ススメ “親というキャリア"の危うさ (徳間ポケット)作者: 児美川孝一郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/03/23メディア: 新書この商品を含むブログを見るずいぶん前に買って積読状態になっていたのだが、他の仕事の合間に読んでいる。これ…

『はだしのゲン』全10巻を読了

週末は、結膜炎が悪化したので、自宅周辺で安静にしていた。金曜日から開催しているトミカランドも、子供2人と妻でいってもらった。感染するといけないので、家のことも何もできず、お風呂も別で、隔離状態。相当迷惑をかけているが、ここにきて、喉も痛くな…

『はだしのゲン』を読み始める

目が痛むので活字読めずマンガ読んでる。昨年全巻を大人買いしたが、全然読めてなかった『はだしのゲン』。原爆被害者の戦後を描く反戦マンガだか、躍動感あり、苦痛にならない。ゲンの兄貴が九州の炭鉱に出稼ぎにいくのだが、そこは福岡のなんと田川!!

ゼミ合宿

9月上旬に車山ハイランドホテルへゼミ合宿に行きました。こちらは集合写真。教員は真ん中座るな。後ろにひっそり写るべき、は妻の意見。次から気を付けます(-_-)。 *写真提供、三年写真係。

渡米

8/20から9/2まで、両親が滞在するニューヨークはマンハセに行って来ました。コスコ(日本語ではコストコ)にいったり、現地滞在の旧友とバーベキューしたり、ニューヨークメッツの試合をみたり、遊園地にいったり毎日盛りだくさんでした。子連れのフライトがう…

読書:『「子育て」という政治』―現代日本の諸問題が先鋭化したものとして保育問題を捉える必要性

「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか? (角川SSC新書)作者: 猪熊弘子出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ発売日: 2014/07/10メディア: 新書この商品を含むブログ (11件) を見る読了。一読して感じたのは、待機児童問題に象徴…