フードコート、これまでと違って入場規制

 フードコート。これまでと違って入場規制。席をとってからご飯注文のアナウンスあるので、入ったあとに席を探すのかと思いきや、席があいたら入場可能(当たり前か)。確実に席が見つかるので、こちらのシステムの方がありがたいかも。

 運営側は入場口の整理や、席の誘導のためにスタッフ必要なので、手間がかかるかもしれない。その点がクリアできれば、無秩序な環境で、席の取り合いをするよりは、ストレス少ないかも。

対面解禁とオンラインの同時進行に伴う時間割上の問題

 対面解禁とオンラインの同時進行に伴う時間割上の問題、すでにあがっている。密集状態回避しつつ全面的に対面は、特に大教室で難しい。かといって、ぼちぼち演習は対面でもよいのでは、もうオンライン疲れたよという声も出てきている(自分も疲れた)。板挟み状態。受講者多い私立大学は、どうしているのかな。

田野大輔『ファシズムの教室』大月書店、2020年。

 田野大輔『ファシズムの教室』大月書店、2020年。甲南大学での講義実践を紹介し、現代のファシズムまで広げて考察する本。大学におけるアクティブラーニングの実践としても、社会問題と人間の意識の関係を考えるうえでも、役立つ本。期待を裏切らない内容。

 講義時間に、「ハイル、タノ!」と敬礼し、集団で白シャツとジーンズを履いて、学内のカップル(もちろん仕込み)に対して「リア充爆発しろ!」と糾弾する。抵抗感ある学生も次第に高揚感を覚えていく。簡単にいえば、服従することの快感、責任を問われないことへのやりやすさ、を実感する。ここにファシズムの原型があるとする。

 本書では現代日本の拝外主義、ナショナリズム的傾向にも考察をむけている。ファシズム体験に対して、その危険性も指摘されている。ただし筆者は、「寝た子を起こすな!」「危険な思想を教えるな!」だけでは問題は、解決されないとする。

 例えば、若者に人気の歌手が歌った、母国への愛国とされる歌詞には、タブー視される姿勢への反抗が含まれている。「日本を愛して何が悪い!」という素朴な考えが、実際には、排外主義的な思想や、権力構造と結びつき、絡み取られている。ある種の排外主義的な思想が、実際には、戦後民主主義的な価値観(それは教員などがもつスタンダードな価値観でもある)への「抵抗」であるとみられている。だからこそ支持されている。そのことの危険性を実体験を用いて考えることをねらっている。

ファシズムの教室: なぜ集団は暴走するのか
 

 

 

清水洋『野生化するイノベーション』新潮社、2019年。

 清水洋『野生化するイノベーション』新潮社、2019年。歴史的観点から技術革新の条件を探ったもの。読みやすくて一気に読んだ。流動性の高さは技術革新を生む一つの条件。米国は流動性が高く、スタートアップ企業への金銭的補助もあるので、技術革新が相対的に多い。他方で、日本は流動性が相対的に低いので、革新的な技術革新は起きにくい。このあたりの話は比較的よく言われている話。

 そこから、直線的に、人材の流動性を高くすれば、日本でも技術革新が起こるとは言わない。米国の場合は国防予算で基礎研究を担保している。日本にはそれがないので、流動性の高さだけ追求すれば、目先の利益にとらわれて先細りする。だから単純に米国型の流動性追求をすればいいという話でもない。

 ただし、流動性の高さが技術革新を生む条件のひとつであるのは事実。新たなイノベーションが起これば、既存の仕事が陳腐化し、失業者が増える可能性が高いので、セーフティーネットの構築とセットで進めるべき。おおよそこのような主張。

 「野生化する」というタイトルがうまい。動物のように技術はどんどん移動する。実は技術革新にマネジメントはむかないし、できない。囲い込むことがおかしい。そうした主張が「野生」という言葉で表現されている。最後に、あとがきで、東京都国立市の「いたりあ小僧」に感謝していて、ちょっと笑った。

野生化するイノベーション: 日本経済「失われた20年」を超える (新潮選書)

野生化するイノベーション: 日本経済「失われた20年」を超える (新潮選書)

  • 作者:清水 洋
  • 発売日: 2019/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

講義で使っているテキスト、出版社の在庫なし

 講義で使っているテキスト、出版社の在庫なし。オンライン講義で例年よりも発注が増えたため。再販はなく、オンデマンドプリントのみとのこと(出版社から連絡あり)。

 後期のテキストも、出版社在庫なく、仕方なくデータ化して講義している。全体的にデータも古くなってきているので、新しい教科書が欲しい。半期科目だと各章を3回程度解説すると、テキストすべて消化できない。前期後期通して使える労務管理論のテキスト欲しい。いっそのこと、知人に声をかけて、作ってみたほうが早いかも。

午前中授業、午後学童の生活が始まる

  午前中授業、午後学童の生活が始まった。5月中の、早朝仕事準備→子どもおきる→食事→宿題→公園→仕事→公園の無限サイクルから開放されて、安堵している。

 子供たちは、午前中のみ授業なので宿題をたんまりもらってくる。持ち帰りの宿題がおおくて自由時間が少なく、さっそくストレスためている。宿題終わるまで付き合うので親の就寝も遅くなる。

 「『宿題多くて大変です!』くらい先生にいってもよいのでは?大学生は、言ってるよ」、と話をしたら、「それは大学生だからでしょ!」といわれた。いろんなところで玉突き的にストレス発生している。

 新しい学年の教室には、先生の趣味(?)で、ウーパールーパーを飼っているらしい。「白くてひらひらして、水槽にいるけど、魚ではない。何かな?」と娘1号は珍しく興奮した様子で、話してくれた。好奇心を持ったようで、ありがとうございます。

フィードバック用にZOOMで解説内容を録画

 課題のフィードバック用にZOOMで解説内容を録画してみた。短めの5分ずつくらいに切って、2つ・3つの動画を作成し、youtubeにあげるのまで午前中いっぱいかかった。これ、効果あるのかな。あるとよいな。効果ないと、なくよ。

 空欄補充の穴埋めに関するもぐらたたき的な対応に嫌気がさして、終止符をうつための渾身の作業。効果あるのかしら(事前にニーズを聞いたほうがよいのか!?)。

 フィードバックを動画配信するなら、講義時間にリアルタイム解説して、後日録画データをyoutube配信でも同じような気がしてくる。そうなると、はじめからリアルタイム配信でよかったことなり、講義スタイルそのものがひっくり返る。なんじゃそりゃ。

 課題提示型の課題をつくり、既定のクイズに当てはめて課題を課す。この流れだけでも、結構手間かかっている。追加で動画配信やるのも持続可能性があるのか自信はない。

 ただ、クイズに伴う個別問い合わせのストレスを解消し、個々の学習意欲を高めうるためには、文書以外の何らかのアクティブなフィードバックが必要な気がする。動画配信しても、誰も見てなかったら、単なる自己満足だし、第一、報われないよね。制度設計ちょっといじる必要性あり(~_~;)