2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

諸井克英(2021)『表象されるプロレスのかたち』ナカニシヤ出版

諸井克英(2021)『表象されるプロレスのかたち』ナカニシヤ出版。図書館でざっと読んだけれど、面白かった。心理学者による本格的な研究書の体裁をとっている。ざっと読んだ限り、脚注もしっかりしている。まずは女子プロレスの試合で起こったナックルパー…

青野慶久(2015)『チームのことだけ、考えた。』ダイヤモンド社

青野慶久(2015)『チームのことだけ、考えた。』ダイヤモンド社。同志社大学の鈴木良始教授の論文で、ボトムアップ型組織の事例としてGoogleと並び、サイボウズ社が取り上げられていた。サイボウズ社は名前は知っていたが、どのような位置づけをされている…

松下慶太(2021)『ワークスタイル・アフターコロナ』イースト・プレス

松下慶太(2021)『ワークスタイル・アフターコロナ』イースト・プレス。コロナ禍でのテレワークの推進、出社の意義、コミュニケーションスタイルの変化などが縦横無尽に論じられている。時事問題と絡みながら、中心的な働き方の変化を論じ、新たな生活スタ…

中原淳・長岡健(2009)『ダイアローグ 対話する組織』ダイヤモンド社。

中原淳・長岡健(2009)『ダイアローグ 対話する組織』ダイヤモンド社。対話するとはどういうことなのか。雑談や議論との違いを整理しながら実践的にそのエッセンスを学ぶことができる本。どちらかの優劣を決める議論ではなく、相手の見解を聞きながら、その…

日向野幹也(2018)『高校生からのリーダーシップ入門』ちくまプリマー新書

日向野幹也(2018)『高校生からのリーダーシップ入門』ちくまプリマー新書。本書でのリーダーシップの定義は「何らかの成果を生み出すために、他者に影響を与えること」(20頁)。本書によれば、最近の特徴は権限によらないリーダーシップが増えていること…