雑感

2泊3日のゼミ合宿をおえて

2泊3日のゼミ合宿を終え、再来週から中国。この間、学会の論文アップロード作業という重責を間に挟む。テキスト執筆の依頼があって、それ以外にもテキストの修正作業を求められ、予定がかなり狂っている。そうこうするうちに、後期の講義が始まる。なんとい…

夏休み登校日

小学校の夏休み登校日。しおりをみて持ち物をしっかり把握し、自宅を出る。歩いている途中で、「もしかして上履きが必要では?」と娘が言う。たしかに、登校日なので上履きが必要かもしれない。急いで、自宅に戻るも見つからず。とりあえず、そのまま投稿す…

NHKプロフェッショナルのかこさとしさん特集(2018年6月4日)

NHKプロフェッショナルのかこさとしさん特集。今年の3月11日から1ヶ月間取材したものだ。ご家族もご本人も長くないであろうということを考え、ありのままを見てほしいということで仕事ぶりを放送したとのこと。かこさとしさんの絵本づくりの原点は戦争体験に…

ある1日のお話

午前中に、学会関係のメールを打ってから、週末の講演に関する資料を送付する。また資料の郵送手配をすませる。学内主催の講演会の依頼を地元の中小企業経営者に依頼する。また午後の講義準備を済ませる。午後は、講義2コマをはさんで、学生3人と面談。終了…

男の育児が迷惑、みたいな発言について。

男の育児が迷惑、みたいな発言について。なんというか、迷惑、迷惑じゃないとかの次元ではなく、そうしないと家庭が回らない事情がある。夫も妻も総出で子育てしている。そのようなリアリティーからかけ離れている。ある意味、ファンタジーに近い。

自分の意見を言う前に

自分の意見を言う前に事実関係の丁寧な理解を知りたい。あるいは、文章に書かれていることの正確な理解を知りしたい。あなたは、この議論をどう考えるのか。そのことばかり習慣化しているようにみえる。率直に言って、学問的な態度からの後退だと思う。

授業ガイダンス

授業ガイダンス。1回目の講義はなんどやっても緊張する。新聞記事を紹介すると、「読まないので是非やってほしい」との声が必ずある。自分は日経新聞を主として用いるのだが、かなりの程度日経の宣伝になっているはず。感謝状もらいたいくらいだ。

神聖な土俵に女性が上がっていけない

神聖な土俵に女性が上がっていけない。大相撲の伝統だとされるが、女性が上がることのできない客観的根拠は乏しい。大相撲は純粋なスポーツではなく、伝統芸能のひとつ。けれども、外国人力士も増えているり現状からしても、近代スポーツとしての体裁を徐々…

学童保育1週間経過

学童保育1週間経過。バス通学も徐々になれてきた模様。通学の安全を守るボランティアの方がいる。小学校に通う生徒たちは「おはようございます」と挨拶がする。ふだん見慣れている町が、「通学路」という子供目線のフィルターを通すと、違うように見える。新…

とびとびでスケジュールが組み込まれる

冬休み〜春休み。授業はないが行事続きである。2〜3月は学期シーズンと違って、もろもろの校務が不定期にやってくる。不定期であることがポイント。とびとびでスケジュールが組み込まれるので、毎日の生活リズムがつかみにくい。授業日が固定されているほう…

1月下旬から2月上旬の3週間

1月下旬から2月上旬の3週間。やったこと。突如決まった講演のピンチヒッター。依頼原稿執筆。期末試験と採点。卒論発表会とコメント。辞典執筆。学会誌原稿の再校。依頼原稿の初校。さらには、子供と妻が1週間インフル。人間ドック。なんとかここまで来た。…

自分の調査研究に費やす時間の確保

大学に来ると、どうしても講義、会議、その他関連業務ばかりの事を考えてしまう。それ以外に自分の調査研究に費やす時間、大学にいかないで研究に没頭できる時間は絶対に必要だ。

久々の大学ラグビー

久々の大学ラグビーをみて、思う。個々のタレントのスキルは、方向性が一致してはじめて機能する。枠組みが決まって、そのなかで才能を発揮するチームは強い。チビにノッポ、足が早いやつと遅いやつ、おデブもいる。スクラムをまとめるフッカーはなんだか、…

子どもの矯正相談

歯医者で子どもの矯正相談。小顔の最近の子どもは歯科矯正多いとのことだか、問題は費用負担。健康保険の対象外なので、べらぼうに高い。必要な措置とはいえ、ちょっと頭をかかえる。

調査アポイントメント

調査アポイントメント。詳細が決まるまでは、なるべなきメールは使わず、電話でやり取りする。電話にでないときもあるけど、何回かやりとりする。メールでは資料を送る以外はあまりやりとりしない。アナログだけれど、相手との距離感をはかるためには必要と…

新幹線読書。

新幹線読書。2冊とも面白かった。『新聞記者』は、菅官房長官への質問で注目を浴びた、東京新聞の望月記者による体験談。全体のページ数では、多くを割いていないが、森友学園・加計学園問題などをめぐる安倍政権の対応を鋭く取材する姿に共感をおぼえる。『…

出前講義2コマ

出前講義2コマ。ひとコマ目、要領わからず、丁寧にやり過ぎた。ふたコマ目、ややざっくばらんに、質問もまじえながら行った。きちんとコミュニケーションとりながらやったほうが、反応があってよい。高校での出前講義は、大教室ではなくふつうの教室でやる。…

低位多能工? 

講義を走らせつつ、それ以外の用件をこなしていくことの、しんどさ、伝えるのむずかしい。分野の異なる仕事を複数こなす。マルチタスク。野村正實のいう、低位多能工に近い。

若い人の投票率をあげる方法

若い人の投票率あげろといいつつ、学校や大学では政治談義は事実上タブー。それでは、どこに投票してよいのかワガンネ!状態におちいる。プロ野球チームに自分の贔屓があるように、社会観や政党についても、考え方を議論する場所があってもよいのではないか…

お盆明けからずっと作業 

月末に参加する研究交流集会の資料作成で、お盆明けからずっと作業。その前は採点の祭典に従事してきたので、ようやく自分のペースで時間管理ができる状態になった。ただ、8月ももう半ば。体調管理も含めてしっかりやっていきたい。

政治経済学と労働価値説

黒瀬一弘(2017)「経済学の多様性と『資本論』」『日本の科学者』52(9)をざっと読んだ。標準的な経済学とは異なる経済学の多様性を主張する。全体の論旨には賛同するが、労働価値説は、政治経済学が継承するものではないと主張する。その点についてはどう…

映画『SING/シング』

夏休み。子どもたちと一緒に映画のSINGを借りてきてみた。動物たちが主人公のストーリーだが、ところどころに歌や踊りがちりばめられ、笑えるところもたくさんある。ユーモアもあり、大人も十分楽しめる。とりあえず、2017年に入ってからの映画ベスト。SING/…

夏休みの仕事

夏の大事な仕事、成績業務をおおむね終了。これから研究モードに入る。8月の上旬って教員免許講習やオープンキャンパス業務があって、成績業務も加えると何かとあわただしい。家族は夏休みなのに、そこに乗り切れず、一緒に家族旅行をしても、仕事が終わって…

映画『ファウンダー』

映画『ファウンダー』をみる。マクドナルドの創業をめぐる実話だという。冴えないシェイクミキサーの営業マンが主人公。あるとき簡素でシステム化された、ハンバーガー店舗を見つける。その対応に驚き、店主を説得し、全国的にフランチャイズ化していく。主…

映画『彼女の人生は間違いじゃない』

『彼女の人生は間違いじゃない』。福島原発のあと、仮設住宅で暮らす父親と娘。母親を津波で失う。父親は毎日パチンコばかりしている。娘は平日は市役所で働くが、週末は高速バスにのって東京に出稼ぎ。風俗で働く。いつまでたっても仕事をはじめない父親に…

学びの場所を作る

学生と教員だけの環境で学びの刺激を受けることには限界がある。ある業界の一流の人、変わった志向を持つスペシャリストの人、それらの人との語りの場所を設ける。それがアカデミックな場所につながっていることを認識できれば、文章を読みたいと思うだろう…

高校生向けの出前講義

高校生向けの出前講義。大学ではなく、出先の高校で授業を行う。最近の高校では、2年生が進路選択の機会として、様々な大学の教員の授業を受ける。そのような位置づけになっているようだ。オープンキャンパスで行う模擬講義と違って、高校の教室で授業を行う…

新自由主義は存在しないのか?

新自由主義なんて存在しない。その発言がとっても気になっている。頭からこびりついて離れない。社会なんてない。あるのは個人と家族だけだ(byサッチャー)と似ている。「新自由主義的な思想や考え方が、現実の法律改正等に反映されつつある。けれども、私…

岩盤規制の緩和は公正だったのか?

岩盤規制の破壊を主張してきた新自由主義的な学者の方々は、加計学園の獣医学部参入については、どう考えるのだろうか。規制緩和の立場からすれば、合理的な理由なしに、事実上の参入障壁があるのであれば、批判の対象となるはずである。公正な手続きがとら…

池上彰「何のための報道か」『週刊文春』2017年06月15日号。

池上彰「何のための報道か」『週刊文春』2017年06月15日号。政権にとって不都合な人物は、テレビでスキャンダルな映像を流され失脚する。ロシアでよく起こる事態。民主国家である日本とは無縁と思っていたが、最近は様子が変。政権のダメージとなる文書を告…