映画『ファウンダー』

 映画『ファウンダー』をみる。マクドナルドの創業をめぐる実話だという。冴えないシェイクミキサーの営業マンが主人公。あるとき簡素でシステム化された、ハンバーガー店舗を見つける。その対応に驚き、店主を説得し、全国的にフランチャイズ化していく。主人公の営業マンの名前は、マクドナルドではない。途中から創業者のマクドナルド兄弟と争い、自分が創業者と名乗る。だから、ファウンダーというタイトルになる。本人の家庭は崩壊し、妻とは離婚。マクドナルド兄弟への紳士協定である「売り上げ1%」も守られず。企業家の英雄話のようだが、単なる感じの悪いおっさんにしかみえなかった。アメリカ人はどう感じるのかな。