雑感
この世からなくなって欲しいと切に願うもの。ガチャガチャ。
2017年に入ってからの閣議決定の中身がすごい。「首相夫人は私人」から始まって、「そもそもの意味」に新たな意味を添えるなど。普通に見れば、虚構新聞。 出所:https://twitter.com/value_investors/status/869392416268197889/photo/1
国家戦略特区は岩盤規制を壊すためといって導入されているのだけれど、実際には既得権益と呼ばれる階層を排除し、自分の近しい人が甘い汁をすうという構図になっている。国家資本主義と規制緩和がセットになれば、由々しき縁故資本主義が台頭する。これがこ…
一般人がテロ組織に変貌しうるとしたら、一般人の段階から監視していないと判断できない。とするならば、一般人とされる人であっても警察があやしいと目をつければ、監視、盗聴可能になる。しかも、犯罪を犯した段階ではなく、準備段階から捜査の対象で、実…
NHKスペシャル。日本国憲法70年の潮流。戦後日本で、憲法が国民にどう受け止められ、政治課題とぶつかってきたのか迫る良質のドキュメント。中曽根康弘、河野洋平、山崎拓らかつての自民党の中心的人物にもインタビュー。敗戦直後の憲法をめぐって大原社研の…
2017年度講義はじまる。こういう感想、嬉しいね。
講義資料を300部ずつ印刷したら、30分かかった。輪転機をまわすのが久しぶりすぎて、腕がふるえた。新学期。
日経社説、教育勅語の意義を明確に否定。「個々の徳目の当否以前に、天皇が臣民に説諭する『語りの構造』自体が、国民主権を原理とする現憲法になじまないことは明白だ」。
経済原論のレベルでは、学習の方法はある程度定式化されている傾向がある。教科書も豊富。ただし、経営学、特に批判経営学の分野ではどうなのだろう。具体的な実践内容が重要である面もあるが、あまり理論化されていないように思える。教育する場合、標準的…
運営費交付金は2004年以降毎年1%ずつ削減されている。運営費交付金の大半は人件費に回るので、学内の教員ポストを削ったり、任期制の教員確保に重点をおかざるをえない。個人研究費も削減されているから、外部資金に依存する。そして、ここ数年始まった防衛…
子どもが保育園でドッチボールをやっているという。そのことを聞いたら、「私はモトガイヤだった」と証言。モトガイヤ…?。そう、ドッジボールという競技において最初から外野にいる人員を「元外野」と呼ぶ。この言葉を聞いたのは、たぶん30年ぶりくらいだ…。
2017年度の軍事関係の予算。防衛省が武器開発に応用可能な研究費を大学に出し、軍事研究させる「安全保障技術研究推進制度」に110億円が計上されている。2016年度予算の6億円から、約18倍の増額である。防衛省の公募研究制度は、防衛省職員がプログラムオフ…
高橋源一郎氏がツイッター上で教育勅語の現代語訳を載せている。主語が朕=天皇であることがポイント。朕というのは天皇以外が使えない。主語を読み取らず、「兄弟、両親を大切にしよう」という内容だけだけ読むと、誤った読み方になる。いざとなったら天皇…
雑誌『世界』に掲載された本田由紀のやりがいの搾取論。いつもみあたらなくて、何回コピーしたかわかんない。
カフェ方式での読書会。レジュメも作らず議論をする。報告者も設定せず、参加者各自が関心のあることをしゃべる。研究会だと、えらい専門家が高尚な話をするという雰囲気で敷居が高い。市民・学生と研究者が接点を持つ方式としてなかなか優れている。そうい…
原稿の形式を中心に丁寧にチェックをしていただく。しかも迅速。こういった仕事はありがたい。同時に、原稿を見ていただくという作業を通じて、一緒に仕事をしているという感じも増える。原稿を書き、書式を整え、入稿するという一連の過程は、孤独感もある…
ゼミで目指すべきは批判的に思考すること。ただし、「批判的に物事を検討する」というのは、両義的。あらゆるものを疑う的な思考をもつと、トンでもな議論が出てくることがある。本当は新自由主義的価値観、主流派の価値観を批判的に検討するが正解なのだけ…
連合の神津会長のインタビューを読むと、政策協定があればどの政党でも支持をするといっている。ただし、歴史的には共産党との対立があるので、共闘はできないと。連合はいったい、何を目指しているのか、十分に理解ができないが、このあたりは第3者が仲立ち…
中小企業における人手不足は、若年層における情報不足とセットである。中小企業は若年層がほしいが、若年層は中小企業のことをよく知らない。彼らのアンテナでは中小企業の実態も把握できない。こうしたミスマッチをいかにして解消するのか。ひとつの方法は…
パワーポイントはいつも機械的な感じがして温かみを感じない。先日聞いた報告では、様々な資料をデータ化して、パソコンからプロジェクターに投影する方式だった。新聞、雑誌等データで説明はしているが、なんだか温かみがあっていいなと思った。タブレット…
1ヶ月ぶりに新聞を切り抜いた。まだ途中だけど、ニュースの流れを理解するにはこの古典的な方法が欠かせない。ネタの仕込みはやっぱり大事。記事を読み、誰かと会話し、いったんは記憶が薄れる。切りぬきで薄れた記憶が、頭のなかで再構築される。飛ばし読み…
子どもを起こす。機嫌をなだめる。朝食を作る。一緒に食べる。片付けさせる。薬を飲む。着替えをさせる。選ばせる。保育園のノートを書く。歯磨きをする。家を出る。これらを1時間前後で分担してやる。個々の作業は難しいことではないのに、子どもは途中でい…
ある本を読んでいて、考えることが多く、なんらかの発信をしようと考えたが、中途半端であるのでやめた。全部読んでもう少し考えて、整理をできたら書く。時間がかかるけど、しょうがない。この問題は、自分の体に潜んでいる悪い部分、消化しきれていない部…
調査のアポイントメントはいつも緊張する。特にてきぱきしている人事担当者の方がいる会社だと「おお!きた」とどきどきする。社会性のない人間が、社会性のある方々へ連絡をすることになるので、いつも不安になる。逆に零細企業の場合、ふつうのおじちゃん…
ゼミ生と電話。全体的なコメントに対してどこまで修正をするのか、指導としては難しいところ。一応理想的なというか一番やるべきところまで言うけれども、それをすべて反映するのには時間がかかる。そういう事情をわかっているとはいえ、最初から形式的なと…
インタビュー難しい。事前によく調べても話題が展開しないことある。ノープランもよくないが、ターゲット絞りすぎるのもよぐない(*σ´ェ`)σ。インタビューアーが単独か複数かにもよる。ある程度聞き取り内容の擦り合わせは行うとはいえ、当日の進行は不確実な…
送られてきた大量のカレー製品。食べきれません(^_^;)))。
日経新聞で「問われる資本主義」が特集されている。アダム・スミスの研究者で知られる堂目卓生氏は、スミスの思想が市場経済に参入する当事者のモラルを重視していたという点を再度確認しつつ、それらがグローバル経済の下でどのように変化するのかを整理し…
中小企業家同友会全国協議会の機関紙「中小企業家しんぶん」(2016年8月15日発行)に『99%のための経済学入門<第2版>』について紹介がありました。中小企業家同友会は、よい会社、よい経営者、よい経営環境を目指す自主的な中小企業経営者の全国組織です…
就職活動を続けている人、内定が決まった人、現在の状況は様々だと思う。けれども、この過程で準備した知識の習得、学ぶ姿勢は今後も継続すべきだ。就職活動を開始する前後から急に『日経新聞』を読み出す人がいる。自分は『日経新聞』は一般紙と違って難し…