2016-01-01から1年間の記事一覧

送られてきた大量のカレー製品。

送られてきた大量のカレー製品。食べきれません(^_^;)))。

学会に参加して(感想)

明治大学で開催されていた学会に1日だけ参加した。自由論題と統一論題。以下は、統一論題で感じた点。計量的手法の研究に対し、質的調査の研究者が課題や批判を加えるという議論は面白い。計量的手法そのものの内在的批判になっているとは言えないが、その調…

韓国映画『明日へ』2016年。

明日へ [DVD]出版社/メーカー: ハーク発売日: 2016/03/02メディア: DVDこの商品を含むブログを見る TSUTAYAで韓国の映画『明日へ』レンタルしている。スーパーマーケットの非正規労働者解雇を事例にしたもの。以前からみたかったがようやく時間が取れたので…

浦野広明『税が拡げる格差と貧困』あけび書房、2016年。

浦野広明『税が拡げる格差と貧困』あけび書房、2016年。租税原理の応益負担の問題点を分析し、応能負担こそ憲法に定められた人権保障の具体化であると説く。消費税など間接税が小規模事業所に極端に不利であることを具体的な数字例を用いて説明している。税…

牧野富夫編『アベノミクス崩壊』新日本出版社、2016年。

牧野富夫編『アベノミクス崩壊』新日本出版社、2016年。労働政策、国際関係、金融政策の各論でアベノミクスの3年間を分析する。憲法改正という安倍首相の悲願と経済の軍事化が同時進行している事態に対し、経団連等大企業がどう考えているのか気になった。経…

『最愛の子』2016年。

中国の『最愛の子』という映画を見た。主人公は誘拐された子どもを追う元夫婦。二人はすでに離婚し、妻は再婚している。誘拐にあって同じような境遇にある親と救う会を結成し、子どもを捜す。ついに農村部に自身の子どもをいることを発見し、追いかける。刑…

山元浩二『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!改訂版』中経出版、2014年。

山元浩二『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!改訂版』中経出版、2014年。人事コンサルタントによる中小企業向けの人事の指南書。中小企業こそ成果主義を廃棄すべきととき、人材育成の観点から主観性を排除する人事考課の仕組みを考察する。かなり…

岩渕健輔『日本ラグビー論』ベースボールマガジン社、2016年。

リオオリンピックでのラグビーセブンス日本代表の活躍に触発されて読んだ。筆者はラグビー日本協会のGM(ジェネラルマネージャー)。ヘッドコーチが担うスキルコーチングを担うのではなく、強豪国とのマッチングや、サンウルブスの新たな参戦など、主にチー…

日経新聞「問われる資本主義」

日経新聞で「問われる資本主義」が特集されている。アダム・スミスの研究者で知られる堂目卓生氏は、スミスの思想が市場経済に参入する当事者のモラルを重視していたという点を再度確認しつつ、それらがグローバル経済の下でどのように変化するのかを整理し…

ラグビーセブンス、日本、NZに歴史的勝利

0:37 - ラグビーセブンス、日本×ニュージーランド始まった。先制トライはなんと日本! 0:48 - 逆転した!残り1分。 0:52 - すばらしい!勝った!0:51 -【結果・ラグビー】7人制ラグビー男子 「日本×ニュージーランド」は14-12で歴史的大勝利!次の試合は本…

『中小企業家しんぶん』2016年8月15日付。

中小企業家同友会全国協議会の機関紙「中小企業家しんぶん」(2016年8月15日発行)に『99%のための経済学入門<第2版>』について紹介がありました。中小企業家同友会は、よい会社、よい経営者、よい経営環境を目指す自主的な中小企業経営者の全国組織です…

学び続ける努力

就職活動を続けている人、内定が決まった人、現在の状況は様々だと思う。けれども、この過程で準備した知識の習得、学ぶ姿勢は今後も継続すべきだ。就職活動を開始する前後から急に『日経新聞』を読み出す人がいる。自分は『日経新聞』は一般紙と違って難し…

TBS白熱ライブ・ビビットでシャンティ労働組合(2016年7月28日放送)

シャンティの労働問題。 売上金の分配。母国の家族への仕送り。 圧倒的な賃金格差。外国人労働者問題の縮図。 放送ではこれかもシャンティ労働組合の様子をフォローするとの発言もあった。

シャンティ労働組合

仕事でJR大塚駅付近に行ったので、インド料理屋のシャンティを見てきた。外側から覗くと寝泊りをしている様子の方がいた。営業をしていれば、ランチでもと思っていたのだけれど、営業はしていなかった。入り口にチラシがあったので、小額だけれどカンパを振…

ガイアの夜明け「リオで勝つ!〜スポーツメーカー水面下の攻防〜」(2016年7月12日放送)

ガイアの夜明けをみた。スポーツ選手にタイアップするメーカーの特集。アシックスとミズノが出てくる。短距離走の場合、足へのフィット感が何よりも大事。縫い合わせの糸があると、負担感がある。ということで、アシックスは東レと共同して新素材を開発して…

体調管理と減量

運動不足もあって、肩こりもひどい。肩こりは血行の状況と関係するので、ジョギングなどを続けると比較的体調はよくなる。定期的に運動をして、体重も絞る。どうにかせんといかんということで、近所の本屋で体調管理のための食事療法を少し勉強。主食のご飯…

NHKプロフェッショナル仕事の流儀 野島千恵子(2016年6月20日放送)

NHKプロフェッショナルで保育士特集をやっていた。舞台は幼稚園と保育園の混同の子ども園。異なる年齢の子どもがひとつのクラスに在籍する。例えば、5歳児は3歳児とチームを組んで、一緒に活動する。与えられた課題をチームで解決し、トラブル発生には保育士…

原冨悟『公契約条例ハンドブック』新日本出版社、2013年。

筆者は埼玉労連の元議長。自治体発注の仕事が価格競争に巻き込まれにくい総合評価方式の利点をあげる。公務員の賃金水準をベースとし、地域産業の引き上げをはかる。やっぱり労働組合運動と地域運動の接点をつくる、これがメッセージか。公契約条例ハンドブ…

岡田知宏・秋山いつき『災害の時代に立ち向かう』自治体研究社、2016年。

岡田知宏・秋山いつき『災害の時代に立ち向かう』自治体研究社、2016年。復興支援に伴う中小企業家同友会や民主商工会の役割を報告する本。印象的だったのは官公需適格組合の活用。競争入札ではなく中小企業の共同受注者を重視する。地域経済における中小企…

ガイアの夜明け「熊本に生きる!」(2016年6月7日放送)

ガイアの夜明けで震災後の熊本特集があった。ある縫製工場は技能実習生3名を雇用しているが、東京の新興アパレルメーカーから発注が入る。仲介役は「シタテル」という会社(https://sitateru.com/)。パッチワークデザインの難しい縫製の試作後、量産が決定…

中小企業における職務給?

先日の学会でも話題になっていたが、米国ブルーカラーでも職務給から範囲レート職務給への移行がみられる。タスクオリエンテッドジョブからタレントオリエンテッドジョブへの転換である。後者は日本でいうところの職能資格制度に基づく能力主義管理に近い。…

伊藤和子『ファストファッションはなぜ安い?』コモンズ、2016年。

バングラデシュでの工場事故やファストリテイリングの下請工場の過重労働についての記述が中心的。NGOによるルポルタージュに近いが、構造的な視点に目を向けられるとなおよし。ファストファッションはなぜ安い?作者: 伊藤和子出版社/メーカー: コモンズ発売…

渡部あさみ『時間を取り戻す』旬報社、2016年。

若手研究者による労働時間分析。労働時間管理に関するサーベイが中心。終盤に出てくる組合が関与して労働時間削減に成功した事例を詳しく展開して欲しかった。学部生にはよいかも。時間を取り戻す 長時間労働を変える人事労務管理作者: 渡部あさみ出版社/メ…

インバウンド需要の低迷

2016年度初頭からインバウンド需要の低下が指摘されている。為替相場の円高傾向に加えて、高級品需要が低下し客単価が下がっていることが原因として指摘されている。他方、2016年4月から中国の輸入関税引き上げが起きて、そのことがインバウンド需要にマイナ…

菅野完『日本会議の研究』扶桑社新書、2016年。

話題の新書『日本会議の研究』扶桑社新書を読んだ。安倍政権が人脈的に日本会議とつながりがあるという点のみならず、数人のリーダー層をさぐりあて、彼らの原点が長崎大学の学園正常化闘争にあること、新興宗教「生長の家」の幹部であったことなどを明らか…

NHKドキュメントWAVE/BS世界のドキュメンタリー/NEXT

とりだめしていたテレビ番組をみる。【1】NHKドキュメントWAVEの香港の若者運動。若者運動が過激化している一方、対話で臨もうとするグループに注目する。台湾のひまわり運動や日本のSEALDsとの交流の模様も流れている。印象的だったのはみんなファッショナ…

社会保険労務士と学会

土日に行った学界は経営学系の学会なのだが、実務家として社会保険労務士の先生方も一定程度入会している。企業のコンサル的な仕事をするかただが、アカデミックな訓練をつむ目的から、大学院に進む社労士も多い。実務は良く知っているのだから、研究者とし…

BS世界のドキュメンタリー「中国 教育熱のゆくえ」

BS世界のドキュメンタリー「中国 教育熱のゆくえ」の再放送見た。大学が民営化され私立大学が増えている。農村部出身の貧困層は、学歴を求めて私立大学を受験する。私立大学の講師は受験生を増やすために日夜説明会を行う。大卒の学生は就職先を点々とする。…

『ズートピア』を見る

子どもと一緒にズートピアを見に行った。主人公のうさぎは草食動物ではじめての警察官。肉食動物と草食動物が共生するズートピアで一人暮らしを始める。ライオンや象など肉食動物からの偏見もありながらも、果敢に挑んでいく。そんなお話。ずるがしこい狐と…

子どもの成長

4月から2人の子供が保育園に通っている。また生活リズムもなれず、「ままがいい〜」と泣きながら通園することも多い。通っている保育園では、外遊びの後の着替えをいくつか持参する。上の子供(姉)は、いつもはスカートを履くのがすきなのだが、保育園では…