浦野広明『税が拡げる格差と貧困』あけび書房、2016年。

 浦野広明『税が拡げる格差と貧困』あけび書房、2016年。租税原理の応益負担の問題点を分析し、応能負担こそ憲法に定められた人権保障の具体化であると説く。消費税など間接税が小規模事業所に極端に不利であることを具体的な数字例を用いて説明している。税理士の役割も端々に分析される。

税が拡げる格差と貧困―日本版タックスヘイブンVS庶民大増税

税が拡げる格差と貧困―日本版タックスヘイブンVS庶民大増税