研究

ヒックス・カルドア

厚生経済学。パレート効率性との関連で要チェック。価値と資本〈上〉―経済理論の若干の基本原理に関する研究 (岩波文庫)作者: J.R.ヒックス,John Richard Hicks,安井琢磨,熊谷尚夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/02/16メディア: 文庫購入: 1人 クリ…

2007年版経済財政白書

経済財政白書が昨日の7日付で発表されたようです。労働経済白書と同様、経済成長と分配との関係に注目し、ひとつの章(第三章「労働市場の変化と家計部門への影響」)をさいているのが特徴のようです。どなたかもおっしゃっていたように、文章自体はきちんと…

労経白書

昨日かおとといあたりに発表された2007年版の労働経済白書。新聞報道でもありましたが、2006年版と比べて少しばかり論調も変わっているみたいです。まだ読み込んでいませんが、生産性の上昇が労働時間や賃金などの分配に必ずしも結びついていないことを危惧…

世界の製鉄所

なかなかいいブログを発見。 http://white.ap.teacup.com/sekainotekkou/

統計や資料関係メモ

☆別件でわからないこと・わかったこと一覧・Economic Policy InsitituteのThe State of Working Americaは使える。民間のシンクタンクのようだけど、日本で言うとどこら辺の調査機関なのだろうか?連合総研あたり?(ご存知の方教えてください!) ・Iowa Po…

米国関係のメモ*1

超・格差社会アメリカの真実作者: 小林由美出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/09/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 80回この商品を含むブログ (57件) を見る↑使えるかと思って斜め読み。しかし扱っているのはもっぱら金融資産の…

なんだかな

何も生み出してないけど一仕事終えました。次の研究テーマにどっぷりつかりたいと思います。ところで、今日は新しい研究会のスタート。初歩的な勉強だけど、大変役立ちました。GDPについてお勉強。統計データは自分でいじってなんぼだと思います。といっても…

ゼミ報告

終了。不十分な点が結構指摘されて、発見がありました。次のテーマをどうするかは、長期的に考えなくてはいけない。多謝。

現代の貧困の書評

早くも岩田正美さんの『現代の貧困』のリビューを発見しました。じつは自分も9月締切の書評原稿の候補の一つにしていたんですが…。しょうがないから却下ですかね。それとももう少し丁寧に論評するか・・・orz。現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (…

外国人研修制度

日経新聞07年7月3日付。「岐路に立つ外国人研修制度(下)」。 労働移民の受け入れを(外国人政策研究所所長・坂中英徳氏)。 http://blog.livedoor.jp/jipi/archives/50916594.html(坂中氏ブログ)米国からも批判の声。 http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai…

続・現代思想

現代思想2007年7月号 特集=ポスト・フォーディズム わたしたちはなぜ働いてしまうのか出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/06メディア: ムック購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (12件) を見る以下の2本の論文がお勧め。 ●伊原亮司[2007]「トヨ…

学会報告

10月の学会報告を控え、学会からメールが届く。そうだ報告があったのだ!予定プログラムを見るとなかなかの仕上がりといったところ。自分の報告分会も(自分以外は)けっこう興味深い報告があります。7月締め切りの報告要旨作成にむけてがんばらないといけな…

再読すべき本

ナショナル・ミニマムの軸となる最賃制作者: 黒川俊雄,小越洋之助出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2002/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る終身雇用と年功賃金の転換 (MINERVA現代経済学叢書)作者: 小越洋之助出版社/メ…

サブゼミ

新しくゼミに出席することになりました。労働社会学のゼミです。社会学ははっきりいって門外漢で、基礎的な訓練も受けたことはありませんが、ギデンズやウェーバーなど興味のある論者はいます。外国人労働者の問題や、ビラボイなどの労働過程論の新潮流にも…

ILO報告書

http://www.ilo.org/public/english/support/publ/bookssa.htm ILOの最新レポート集。 M&Aが雇用に与える影響という大変興味深い資料もあります(ただし銀行業の話に限定)。

M&Aサロン

経済社会総合研究所 http://www.esri.go.jp/jp/mer/kenkyukai/index.html ここはかなりM&Aの方向性を決定付けていると思われ。

メモ

ハイエクの政治思想―市場秩序にひそむ人間の苦境作者: 山中優出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2007/03/09メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見る↑終章がお勧めらしい。 なかなか次の論文の資料が集まらず、テーマも定まってい…

購入本

地元の「あおい書店」で新書本を大人買い。少し指導教官と相談して新しいテーマを設定することに。面白そうなテーマだけどできるかどうかはやってみないと分からない。わかる! 会社法 (PHPビジネス新書)作者: 小林英明出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 200…

資料を集める

今日は研究所へ出勤日。『労働年鑑』と『資料集成』の仕事が終わって、急に仕事がなくなってしまったので、次の論文作成に必要な資料をコピーしたり自分のお勉強。技能形成などの関連文献を久しぶりに調べています。山本潔先生が東大社研の助手時代に書いた1…

ネオリベ

新自由主義―その歴史的展開と現在作者: デヴィッドハーヴェイ,David Harvey,渡辺治,森田成也,木下ちがや,大屋定晴,中村好孝出版社/メーカー: 作品社発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 465回この商品を含むブログ (62件) を見る明日はサ…

勉強

ゼミ、文献発表。商品論における第4節の位置づけ。今までよりは少し「クリア」になった。第4節って第3節までの関係が分かりづらくて、印象的には独自の課題があるような印象だけど、実は大きな関連を持っているのだよね。そのことが分かったことが成果。少し…

ふにゃ

少しだけ方向性が見えた気がします。少しデータを洗って、結果が出るか調べてみることにしよう。

雑誌

『日本労働研究雑誌』2007年6月号の特集は「貧困と労働」。 昨今注目されている「格差社会」をめぐる議論には様々な意見がありますが、貧困問題を解消すべきであるというのは多くの人の一致するところとなっており、格差問題の焦点は貧困問題に移ってきた感…

久しぶりに

トヨタや自動車関係の文献・資料を調べています。やはり慣れている分野だと、どこら辺を探したほうがいいという「土地勘」が働き、意外とスムーズに行く。読んでない本でも、ここら辺にこういうことが書いてあるな〜ってことが想像つく。でもぜんぜん違うテ…

研究の関心が

研究の関心が最近アメリカ経済とオフショアリングに移りつつあります。国内だけの問題として不安定雇用は捉えきれません。でも、学会でも議論された、日本企業の品質管理と非正規雇用の増大がもたらす影響についても実はきちんと明らかにする必要もあります…

研究会に参加

今日はつきいちの研究会。相対的過剰人口論がテーマ。議論は大変白熱し、横道にそれる場面も。自分的には、①資本の蓄積の上昇に伴い賃金が上昇するが、資本は労働供給そのものを過剰にすることで賃金の上昇を抑えられること、および、②過剰人口の諸形態が現…

最近買った本

新刊ばかりですが最近買った本。「痛み」はもうたくさんだ!―脱「構造改革」宣言 (かもがわCブックス 10)作者: 山家悠紀夫出版社/メーカー: かもがわ出版発売日: 2007/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る↑景気循環論で有名な山家(やん…

メールの返事

学会で名刺をいただいた先生方に、土曜日の夜に一応御礼のメールを送りました。挨拶程度のメールですが、金曜日から今日にかけてさっそく3名の返事がありました。1名は僕の報告で質問をいただいた例のU先生で、中国の非正規雇用について、全大会のパネルディ…

仕事からの解放

今日は学会報告のため明治大学に行きました。14時過ぎからの報告、そしてなぜか金曜日の開催ということで、参加人数はそれほど多くなかったですが、なんとか報告してきました。参加者の中には、社労士や中小企業の経営者など実務家の方の参加も多く、私の報…

購入本

現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)作者: 岩田正美出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/05/01メディア: 新書購入: 13人 クリック: 158回この商品を含むブログ (122件) を見る帰り道の最寄の本屋で発見しました。いわゆる「格差…