雑誌

『日本労働研究雑誌』2007年6月号の特集は「貧困と労働」。

昨今注目されている「格差社会」をめぐる議論には様々な意見がありますが、貧困問題を解消すべきであるというのは多くの人の一致するところとなっており、格差問題の焦点は貧困問題に移ってきた感があります。

学会報告のときに私も指摘しましたが、「格差」問題では、焦点はピンボケしている。むしろ低所得層の増大に加えて低所得に引きづられる状態こそ目を向けられなければいけないと思います。全面的に評価できる内容かは判断できませんが、ともかくもこれは買いですね。
http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/06/index.htm