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現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)

帰り道の最寄の本屋で発見しました。いわゆる「格差社会」本はありとあらゆる方面で出尽くしましたが、長年貧困問題を研究してこられた岩田先生の本の出版はうれしい限りです。橘木先生にしても、専門はマクロ経済学、経済理論ですから、実態の部分のシリアスな局面は、実証研究の議論を拝借するという形をとらざるを得ないと思います。その点、この本の出版は「格差社会」論を考える上でタイミングも良く、何より学生も読める新書版で出されているのがうれしい。金曜の学会報告のネタとしても使わせていただきます。