読書:『ヒラノ教授の論文必勝法 教科書が教えてくれない裏事情』

読了。理系の研究者の作法入門といったところ。論文は書き続けること、質は量に伴うという指摘などはうなずけるが、全体として理系的発想なので、社会科学系と違うところもある。ジャンク論文を書き続けることと、レフリー論文を書き続けること、峻別すべきとの指摘はそうかなと思った。個人的には、同じ中公新書レクレの『大学教員 採用・人事のカラクリ』の方が、自分の実感と合致しているように思った。