ガイアの夜明け。カレー戦争。国内では昨年レトルトカレーがはじめて、カレールーの販売額をぬいたという。レトルトカレー大手の大塚食品はインド向け、日本カレーを売り出す戦略。インドのタマネギ消費量は日本の4倍。スパイス文化のインドでも、甘味カレーは受け入れられのではないかとの期待をよせる。
加工食品が浸透していないインドでは、知らない製品が入ることへの警戒は強い。また、人口の8割がヒンズー教徒のため、肉食はご法度である。ベジタリアンに対応しなければならない。保守的な食文化のインドで、挑戦するのはかなりの難題。
ベジタリアン対応で、牛肉の旨味をどうだすか。また、昼休みをゆっくりとるインドの仕事のやり方にいかにして慣れるのか。インド赴任の日本人スタッフは横浜在住。3人の子供がいる。新たな事業立ち上げでなかなか帰国できない。夫人は夫不在で、祖母祖父の力をかりながら子育てと仕事を両立している。夫婦はインド赴任するか悩む。結果として、夫が単身赴任で様子をみることに。
平均年齢26.7歳という若さをもつインド市場に、老舗企業がどう立ち向かうのか。日本製のブランドをベジタリアンという現地ニーズにどうアレンジするのか。海外進出のヒントとなる内容がおおく含まれている印象をもった。
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