師走になりました

  • 1年を総括する師走

師走になりました。この間に、合同ゼミをやったり、北陸調査をしたり、付属校高校のディベート大会に出向いたり、教職員忘年会で深夜1時まで飲んだり、いろいろありました。気がついたら1年間の生活をしめなければいけない時期になりました。書きたいことはたくさんあるような気がしますが、具体的にかけないでいる自分もいます。

  • 福岡での年明けから、家族の絆の確認へ

今年(2013年)は、正月、福岡県筑豊地域にいました。妻、子、3人で「最初で最後の福岡での年末年始生活になるかもね」といいながら。その後、3月上旬のぎりぎりまで前任高の仕事をして、北関東へ移動。5月に第2子が生まれて、毎日保育園の送り迎えや、夜の寝かしつけなどなど毎日があわただしく過ぎました。気軽に「今日のみいこうか」とできた単身赴任時代、そして子供が1人のときが懐かしく。けれども、「そうやって家族は絆をつちかっていくんだね」という友人の声に励まされたり…。とにかく、子育てと家族についていやがおうにも向き合わざるを得ない1年だったと思います。


北陸調査(2013年12月)で訪問した富山県富山市

  • 子供に向き合っていない大人の問題?

9月上旬に調査に行ったり、学会に出張したり、ゼミの合宿にいったりして、うちの妻はほとほと参っていました。上の子供がとても機嫌が悪く、1日中なきわめていているからです。それも、大人が2人以上いて、しっかり遊んであげれば、上の子供も満足して機嫌がよく、要するに「子供に向き合っていない大人の問題」であることが少しづつ分かってきました。分かってきたというか、直感的にはそう感じていたのですが、毎日16時に帰るわけにもいかず、とはいっても授業のないときはかなりそれに近い、生活をして、なんとかしのいできました。そういった意味で、毎日があわただしく、家に帰ると、子供とずっと一緒だという、子育ての大変さを痛感した毎日でしたが、それでも僕はたぶん幸せです。

渋川市・永井食堂のモツ煮込み(2013年8月に購入)。

  • 来年度のテキストを何にするのか―シラバス作成

今日は来年のシラバスを作成しています。今年接した学生の姿を思い浮かべながら、来年度のテキストを何にするのか。どうやって進めるのか。何より、来年度のゼミ生には、外で論文を発表するゼミナール大会への出席を義務付けています。前期はテキストを2冊前後決めて、グループワークし、夏休み以降に論文執筆、夏合宿で発表、後期はグループ研究発表と発表会の準備。こうしたスケジュールになると思います。

御殿場でのゼミ合同合宿(2013年11月〜12月)。

  • 家庭内職労働者にインタビューできれば

研究はどうするのだ。そうそう、科研費の研究も本年度で修了。10月に申請した若手Bの研究は採用されているかどうか、確率は低いと思うので、着実に前に進みたい。調査はしているし、原稿も書いたりはしているけれど、昨年度のペースと比べると進捗度が遅くなっているかなという気がします。来年2月には再度、倉敷市児島へ。家庭内職労働者にインタビューできればいいなと構想中、現地でお付き合いあるかたがたにも協力を依頼する予定です。外国人研修生の問題も絡んできそうだし、そちらに伝ができれば、研究の新たな進展も見込める。ゼミのことはしばらく忘れて、学生に任せよう笑。