新年度始まる

 2014年4月1日になりました。いよいよ新年度が始まりました。2013年度の春休みは現地調査、調査のまとめ、報告書の執筆などがあり、なんとか2つの原稿を書き上げました。この2つの原稿は近く、大原社会問題研究所のワーキングペーパーに掲載される予定です。私も含めて、この間、桐生、北陸(富山)、倉敷と一緒に調査研究をしてきた「研究仲間」の文章も掲載されています。是非手にとってごらんください。希望者には私が直接お渡しいたします。
 さて、新年度ということで、授業も会議も始まります。私はすでに木曜日と金曜日に最初の授業が始まり、ガイダンスを終えました。1つの授業が3限に変更になったせいか、受講者数が倍増し、200部刷った資料がほとんどなくなりました。もう1つの授業も150人前後は出席されていたと思います。前者は、会場となった教室もほぼ満室で、熱気がありました。事務局で確認をしたところ、これより大きい教室は本学では3つしかなく、その3つはすでに授業で使われているということです。やや狭くて授業を受けにくいと考えられますが、少しばかり我慢をお願いします。その代わり、授業中にお話をする受講生には、退場をしていただくことで、環境を整備したいと思います。
 ゼミは2013年度からの積み残しの報告書の検討を続けています。来週、再来週と3つのグループの検討を終えて、4月中には修正原稿の集約、5月上旬に合同合宿の報告論文も含めて活動集にします。ゼミとしての初めての活動集。未熟な内容も含まれていますが、自分たちで現地に出向き資料を整理し、文章にまとめたことはそれ自体として価値があります。お世話になった現場のかたがたにも報告集をお送りする作業も残っています。忙しくなりそうですが、研究の時間もさかなければなりません。
 最後に、自分のメモのために今後やるべき必要作業を書いておきます。4月下旬、経済の入門テキストのキーワード執筆。テーマは2つと限られていますが、時間の関係で濃密な作業が必要でしょう。4月中旬、学内競争的資金の締切。5月上旬、ゼミ報告書のはしがき執筆。5月上旬、大原社研叢書のための研究計画。5月中には各学会の秋以降のエントリー締切もあります。そちらを視野に入れて、競争的資金の計画書、研究会での発表。原稿準備を進めなければなりません。今年は時間の軸を少し、自分の研究にずらすことを意識して仕事を進めたいものです。