掘り出し物は『使用価値と商品学』。これは学部時代に輪読したものであるが、年明けに繊維産業のある論文を読んでいたら、引用されていた。
経営学の分野では
マルクス派の視点を活かした批判
経営学というアプローチ(個別資本の研究)があるが、この本は
マーケティング分野におけるそれに近い。
資本論の言葉でいえば商品の販売(W-G)は「命がけの飛躍」。この「命がけの飛躍」にともなう資本家にとってのリスクを減らすものが広告や宣伝など現代
マーケティングである。この分野で先行研究を意識しながら、現代
マーケティングを継続して研究しておられる方はいらっしゃるのだろうか。
同志社大学あたりにいると見た。