映画のジョーカーを借りててみた

　映画のジョーカーを借りててみた。ピエロに扮する主人公の生活の不安定さや、家族関係が抱える問題を、ジョーカーというキャラクターを通じて明瞭にしている。歴史的な経過はわからないけれど、米国の格差や不安定化がもたらす現実の問題をある程度念頭に置いているように思える。

　衝撃的というか暴力的な描写が多くて、昼間の時間帯に見るのには適していないかもしれない（子供が寝ている朝の5時から2時間見た）。でも、パロディの体裁をとりながら、現実の問題を照らそうとしているという点では、シンゴジラに通ずると思った（もちろん内容は全然違う）。

　韓国の映画パラサイトはまだ見れていない。評判がとてもたかいので見たいけれども、ある映画評のなかでは、暴力的描写が気になるとあった。全然テーマも違うけれど、ジョーカーの暴力的描写も、えぐすぎてなんとも言えない気分になる。