日本の企業福祉の意味について考えています。橘木先生はかなり早い段階で企業福祉依存がもたらす問題点について考察しています。大企業の正規雇用中心の企業福祉は入り口の狭い、逆に言えば、そこに入れない人を排除する内容も持っています。非正規労働が3割に達した現状では、日本においてもどの程度まで社会保障負担を国家が担保するのか、本格的に考える必要があると思います。
企業福祉の終焉 - 格差の時代にどう対応すべきか (中公新書)
- 作者: 橘木俊詔
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- 作者: 西久保浩二,社会経済生産性本部生産性労働情報センター
- 出版社/メーカー: 社会経済生産性本部生産性労働情報センター
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- 作者: 西久保浩二,社会経済生産性本部生産性労働情報センター
- 出版社/メーカー: 社会経済生産性本部生産性労働情報センター
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