ブラウナー

労働における疎外と自由

労働における疎外と自由

授業の関連でブラウナーの古典『労働における疎外と自由』を開いてみる。冒頭に「この研究をささえているもっとも基本的な立場は、今日の複雑な産業社会の実態を解明するために、疎外の観点を、われわれは論争的によりはむしろ科学的に用いることができるという考え方である」(2頁)とある。労働過程の理論と実証との関係はやっぱり重要です。やっぱりこの分野の研究に足を引きづられているような気もするのですが、自分の立ち位置はどこかに決めないといけないのですね。ふー。