若手研究者の力作2冊

 同世代の若手研究者の力作2冊を読む。いずれも、標準的なライフコースとは異なる経路をたどる若年労働者の主体性を主要なテーマとしているが、対象とする労働者層が男性と女性でかなり異なる。地域で主体となりうる若年層は案外、ネットワークのあるヤンキー層だったりもする。

高卒女性の12年: 不安定な労働、ゆるやかなつながり

高卒女性の12年: 不安定な労働、ゆるやかなつながり