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ブックオフの105円コーナーで購入。
- 作者: 渋井真帆
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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- 作者: マルクス,バラエティアートワークス
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 文庫
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マンガのせりふだけ抜き出すと次のとおり。
「我々は労働者から『労働力という商品』を買っていると…」「しかし、この商品はとても特殊だ。使い方によって価値が変動してしまう」「商品が命を保つための最低額があるとはいえはっきりした価値は決められていない」「そこで本来は金貨二枚分の商品を金貨一枚の契約で購入する」「金貨一枚で金貨二枚分働いてもらうわけだ」(84-85頁)。
言うまでもなく、剰余価値論の最大の特徴のひとつは、商品交換の原則にのっとって労働力の価値どおりの購買(販売)をしつつも、実際の労働過程で創造される新しい価値が労働力の価値部分を上回るために、その「あまり」が資本家によって取得されるというロジックの理解にある。ここら辺をきちんと書いてもらわないと資本論入門にはならないだろう。このような解説の仕方は『知識ゼロからのマルクス経済学』にも見られる。
- 作者: 小林多喜二,バラエティアートワークス
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
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