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日本経済史（あるいは経営史といってもよい）の重厚な研究成果が中心。桐生産地の歴史分析はその蓄積が非常に厚い。以前、簡単な報告書論文を書いた備後地区の繊維産業集積についても、歴史研究がきちんとされていることをこれらの先行研究の整理からしる。落ち着いたら備後地区に特化した原稿を書いてもいいかなと思う。

日本における在来的経済発展と織物業―市場形成と家族経済

経済発展と産地・市場・制度―明治期絹織物業の進化とダイナミズム (MINERVA人文・社会科学叢書)

織物からアパレルへ -備後織物業と佐々木商店-

地域経済の形成と発展の原理―伊勢崎織物業史における資本原理と地域原理

これらの先行研究であげられている個別論文の収集も進めているが、勤務先の大学が今週・来週と蔵書整理で休館。少し痛い。