午前中、本田由紀「ポスト近代社会化のなかの『能力』」『労働再審(1)』を読む。本田さん(先生とはあえて呼びません)の論文はいつも現状に対して挑戦的で、ポレミークで、さらに自分の専門とされる分野を常に貪欲に広げていこうとする気概がみられるのが特徴的。形式にとらわれない文章はある意味整理されていないところもあるが、逆に読み手はあれこれの想像を掻き立てられる。さすがである。
- 作者: 本田由紀
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: 単行本
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