映像
2限目から講義。約束通り『三池』をみる。アンケート解答は80名前後(未集計)。映像は1.戦前期の国営→私営の下で三池で強制労働などが行われていたこと、2.経済復興と傾斜生産方式の下で石炭産業に焦点があてられるも、次第に斜陽産業となっていくこと、そのもとで人員整理をきっかけに労働争議(三池争議)が起こったこと、3.1960年をすぎると大規模な爆発事故が起こり、それがCO公害問題へとつながることをインタビューを通じて明らかにしている。その後、4.現在の大牟田市の現状の映像もあるのだが、90分のなかでは時間切れ。本務校では1を飛ばして、2〜4を見るかな。教員の解説はほとんどしなかったため、どんな感想が来るか不安であったが、「意外と当事者が若くて最近の問題だと思った」などの意見もあり。来週は学園祭のため休講。
*関連して…
三池争議―戦後労働運動の分水嶺 (MINERVA日本史ライブラリー)
- 作者: 平井陽一
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