- 作者: 萩原久美子
- 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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「男性も育児休暇をとれるんだよ」と水をむけると、「とってみようかなあ」と夫はつぶやいた。初めての子どもにかかわりたいという気持ちを感じた。同時に、休みなく仕事に追われる生活に、どこか疑問をもちはじめているようだった。「考えてみようよ」「そうだなあ」。(第2章より)
研究者のワークライフバランスはいかに成立するんだろう。語られることはないが、実際問題、苦慮する課題だろう。仕事上の責任を果たすことと、家庭の責任を果たすことと。それはいかに。自分はその点に強く関心を持った。