都内で研究会で神保町まで。学ぶところは多かった。戦後日本の労働行政の中で福祉国家志向があったのかはわからない。しかし非正規雇用の容認によって労働行政における失業対策の変化が生じたとすればそれはとても示唆的である。また、本来の「現役労働者」と「失業者」の概念が曖昧化し、「現役労働者」であるがゆえに、失業者に向けられる保障がなされていないのが現実かもしれない。中身が濃厚なため終わってからぐったりした。少し休養が必要かも。
労働、社会保障政策の転換を―反貧困への提言 (岩波ブックレット)
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