2020-01-01から1年間の記事一覧

藤倉哲郎『ベトナムにおける労働組合運動と労使関係の現状』東海大学出版部、2017年

藤倉哲郎『ベトナムにおける労働組合運動と労使関係の現状』東海大学出版部、2017年。必要があって読みましたが、すごい本でした。本書によれば、ベトナムでは、国家セクター中心とする既存労働組合の組織対象領域と、多国籍企業を中心とする労働集約型の未…

後藤健太『アジア経済とは何か』、猪俣哲史『グローバル・バリューチェーン』

後藤健太『アジア経済とは何か』中公新書、2019年、猪俣哲史『グローバル・バリューチェーン』日本経済新聞社、2019年。2冊続けて読んだ。2つの本はいずれもバリューチェーンを論じている。前者は、どちらかというと個別産業の経営戦略に着目し、後者はマク…

ラグビートップリーグはじまる

ラグビートップリーグはじまる。昨日はBSで3試合を同時放送。地上波で放送があれば望ましいが、いずれも高水準の試合をしている。会場の雰囲気がよい。福岡の2つ目のトライはすごかった。あれだけメディアに出てもプレー水準が落ちていない。さすが。見どこ…

いろいろとリセットしたい

いろいろとリセットしたい。 講義は受講生数多い。できれば人数減らしたい。講義はテキスト解説、時事問題理解など、やり方固まってきた。けれども、教えるほうとしては、新鮮味ない。教科書かえて、勉強しなおし、もう一回、作り直すの労力いる。でも、いつ…

本田浩邦『長期停滞の資本主義』大月書店、2019年

年末年始に読んだ、本田浩邦先生の『長期停滞の資本主義』大月書店、2019年、面白かった。消費不況などの構造的問題から、基本所得構想に踏み込む。二重構造、日本型雇用を変革する武器として、ベーシックインカムに注目している。ベーシックインカム自体は…