木下ちがや 「緊急事態宣言と世論のねじれ」

 リベラル・左派を中心とした緊急事態宣言発令に対する言論統制への懸念。今回の対応は、敵は言論統制ではなく、ウィルス対応である点が違う。感染防止のため緊急事態宣言に対しては世論の支持がある。政府は、経済支援を渋っている。政府のように、命か経済かの選択ではなく、経済補償を!の声が高まっている。こうした緊急事態宣言と政府の対応、世論をめぐるねじれを分析している。とても面白い!

木下ちがや 「緊急事態宣言と世論のねじれ」 (2020年4月15日受理)http://jsa.gr.jp/04pub/2020/20200415_kinoshita.pdf

ゼミ募集スケジュール調整

 ゼミ募集スケジュール調整。対面での面接など禁止。説明会も選考面接も、オンライン形式に以降せざるをえないのか。それとも、ブログなど充実させて、対応するか。でも、やっぱり選ぶ側としても、質疑応答などは、欲しいよね。

 まあホントにどこもかしこも、初めての経験ばかりで、空前絶後。イライラもたまるので、落ち着いて息をして、ストレスを吐き出そう。こんなとき、締め切りどおりに作業を進めて下さる同業者の方に感謝。感謝カンゲキ、雨あられ

全面的にオンライン、例外的に対面

 対面講義、現場での会議が基本で、遠隔操作やネット会議は補助的。それなら機能すると思うし、今までもやってきた。今回のように、全面的にオンライン、例外的に対面となると、風景がまったく違う。対面では瞬時にえられる、様々な情報が細分化され、断片化されている。オンラインでもこちらが働きかければ、ピンポイントの情報は入ってくるけれど、偶然出会うことでえられる情報は遮断される感じがする。

 紙面で新聞記事を読むと、自分のアンテナにない情報も入ってくる。ページをペラペラめくれば目に入ってこざるをえない。ネットは、検索を通じてピンポイントの情報は、入ってくるけれど、なんだか情報が断片的。それに似ている。

4年生の執行部とZOOMで打ち合わせ

 4年生の執行部とZOOMで打ち合わせ。1時間ほどやった。はじめてだけれど、会話などはトラブルなくできる感じ。通常通りのテキスト輪読などができるかは不明。就活でもZOOM面接などがあるようで、4年生のほうが利用方法に慣れている。

 ウェブカメラ内蔵のPCがないので、スマホをカメラ代わりにしてパソコンで作業。もちろんスマホだけでもできるけれど、やはりPCで標準作業できるようにしたい。スマホとPCの接続源を同じにしなければならず、少し不安定なWIFIだと映像が止まる。また容量に制約があるWIFIの場合は、配信量の増大などが心配である。

 理想的にはWebカメラ内蔵のPCもしくは外付けのウェブカメラで作業をする。自宅で有線ランで作業できれば、比較的安定する。容量も気にしなくてよい。時間を決めて話をする点では、講義などと同じで、やりやすい。対面の雰囲気も残しているので、対面ができない現状では利用価値あるのではないかと思う。

 あとは初期設定の方法などをまとめた、一定のマニュアル的なものがあればよい。ゼミは何とかできそうなイメージ。問題は講義科目。お互いを知らないし、人数も多い。話すだけ・聞くだけの講義はたぶんつまらないだろう。やるほうもしんどそうだ。

教科書指定している講義ふたつ

 教科書指定している講義ふたつ。生協にも発注しているはずなんだけれど、遠隔講義の場合、受講者はこれどうやって入手するの?大学生協の購買部が閉まるとすれば、各自がAmazonで購入?まさか、教科書なしで、講義せよと!?

 教科書なしで、教員がレジュメだけで講義すると、受講者が文章を読む予習時間を組み込めない。箇条書きではなく、論理的な文章を読んでほしい。かりにレポート、添削方式だとしても、手元に指定図書、教科書あることが、前提。この問題、どうにかクリアしてほしい。