ETV特集「事態を侮らず 過度に恐れず 福島プロジェクトの挑戦」(2017年3月11日再放送)

 NHKEテレのアンコール放送。放射線防護学者の安齋育郎氏らの福島プロジェクト。住民の依頼で福島の放射線量の調査を行う。放射線量をGPSと連動してGoogleマップに落とす。住まいのまわりでも、放射線量が数値が高いところと、低いところがある。数値をもとに、仮に帰還した場合の内部被曝量を推計する。自然被曝の場合と比較して、安全性を検討する。放射線の被曝リスクについて、過度に恐れず、理性的に分析する。また、推計結果を住民に押し付けない。浪江町のある集落にすんでいた市民の言葉。住民生活をバラバラにするのが原発事故の本質。除染を進めれば進めるほど、汚染物を入れた袋が積みあがる。住民の帰還する意欲がなえる。それが、福島のジレンマ。こうした姿を描いている。


ETV特集「事態を侮らず 過度に恐れず 福島プロジェクトの挑戦」
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259547/