児島調査

気がつくと12月になり、更新が滞っていた。更新ができなかったのは、倉敷調査の準備で先方とのアポイントメントをとっていたから。いくつかの繊維関連企業の担当者にインタビューをして大きな収穫があった。児島は瀬戸内海をすぐ近くに臨み、豊かな風土と新興ジーンズで地域再生と観光客の増加を狙っている。玉島、倉敷、水島、児島の4層構造は地域的にも特色があり、水島は工業地域、倉敷は観光地域、児島は繊維と造船など地域の状況としては興味深い。この調査結果は何とかして成果にまとめる。空洞化が進む製造企業と輸出主導の日本経済のオルタネティブとして考えれば、重要なファクトファインディグも見込める。

テープ起こしと足りない資料の収集、それと2000字程度の原稿執筆(8割完成、後は寝かす)、年内最後の講義と時間があまりない。いい年末年始を過ごせるように報告書の草稿段階までは来週までに完成させたい。また、事務方に来年度のシラバスも送った。2年ゼミと3年ゼミと新しく担当する。どういうメンバーが来るのか、不安もあるが楽しみでもある。