午前中は学期末のテストで２コマをこなす。昼休みに昼食のパンとカップラーメンをかきこみながら、比較的簡単な部分の採点を行う。時たま試験問題の裏に感想として書いてくれる学生の「難しいけどためになった」「経済に興味を持った」などのコメントがたまった疲労を少しだけ回復させる。少数でもいいから、こういった感想を持ってもらえるのならば（表向きの意見という点を差し引いても）、救われる。午後から学科会議。正直言って会議はストレスがたまる。その理由はいくつかあるが、ひとつに仕事の引継ぎや役回り分担などがあまりできていない点があると思う。具体的に書くのははばかれるけれども、一般的に行って正直者が損をする組織は決して健全とはいえない。
会議終了後、研究室で採点を再開。中間試験、期末試験、出席を確認する。平均値はCとBのあたりにあるからまあまあ妥当な水準に落ち着いたかな。これにて経済学の講義は採点をほぼ終えた。明日は別の講義のテスト。毎日いっているような気がしますが、研究のための時間を確保しなければいけないと本当に思う。
