白鵬引退のNHKスペシャル

白鵬引退のNHKスペシャル。孤独な横綱の趣旨はよかった。膝の水を注射で抜く白鵬をみて、お嬢さんが「私も将来白鵬になったら、こうなるのかな」といったのも、なんだか笑えて、ホロリときた。結局横綱の品格という曖昧な言葉を、勝つことが品格と理解した白鵬は、ある意味正しい。もしかち上げや突っ張りが問題ならば、道徳的に攻めるのではなく、反則にしないと筋が通らないんじゃないな。白鵬が感じてきた孤独は、横綱だからではなく、その部分以外の外国出身力士だから、の要素が大きい。結局のところ、大相撲における外国人差別の問題に行き着くのでは?と感じた(*_*)。