日本対サモア

 日本対サモア、タフで厳しい試合。後半35分前後で7点差につめられ最悪引き分けも覚悟した。サモアのディフェンス、アタックいずれも素晴らしく、今大会ベストの出来といえる。80分過ぎ。サモア勝機がない状態でサモアボールのフリーキックサモアスクラム選択で、7点差以内の負けのボーナス点狙った。それが結果として日本の4トライ目を生む。点数以上に苦しいゲーム。

 4トライ以上のボーナスポイントを与える制度設計が成功している。どのチームも勝利だけではなく、トライを狙いにいく。今回、日本のが4トライをとれたのは、サモアが試合を切らなかったからだが、制度設計を引きよせた日本の幸運もある。