NHKハートネットTV “生きる”ってなんだ(2016年11月7日)

 NHKEテレ。元SEALDsの奥田愛基さんが自身のいじめの体験を語る。ホームレス支援をする父であっても親子関係では「自分の価値観を押し付けてしまった」と語る。ご本人は沖縄の無人島での生活を通じて、個人が個人であることの大事さを学んだと述べている。いじめられてきたとき、「周りは周り、自分は自分」という距離感がつかめなかった。それ以外の素晴らしい場所もある、「とにかく逃げろ」という新聞の記事をみて沖縄に飛び立ったという。こうした直感からすると、いまの日本社会は、「個人が個人であることを尊重する」という最低限のルールが揺らいでいる。国家が特定の家族観を押し付けたり、よくわからない方向性に議論もなしで進んでいく。人間として生きるということに向き合ったからこそ、現在の彼の姿があるのだと認識させられる。とても良い番組。

ハートネットTV:ブレイクスルーFile.63 “生きる”ってなんだ―元SEALDs 奥田愛基―
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201611072000

◆ブレイクスルー | 【出演者インタビュー】AIさん「本当に素晴らしい青年」

本当に素晴らしい青年でした。
彼がやったからすごく説得力がある。先頭きって一番最初に声をあげることは本当に大変なこと。いろいろあったと思うし、いろんな人生をみんな歩んでいる。彼はその上でやっぱり声をあげたっていうのはすごいと思います。自分が「良い」と思った事を「良い」と言う。自分の考えを言うことが出来る人は本当に尊敬できますね。

http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/2800/255760.html

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