NHK笑けずり

 NHK笑けずり。再放送も含めて初めてみた。講師と若手芸人がともに学ぶスタイルが面白い。新しいネタを作る過程も斬新。オリジナリティを出す。既視感がない。これらをひねりだすことがいかに難しいのか。そのプロセスを見ると苦労がよくわかる。最終的に残っていく若手芸人は確実に力がある。だから残る。けれども、新しい課題に対応するなかで、ネタがよいときと悪いときがある。この波があることが、若手芸人の魅力なのかもしれないが、テレビにで続けている芸人というのは、おそらく波がないのだろう。講師が講評する過程で、新しい技を磨く。幅をひろげる。自分のポリシーとずれる場合もある。コメントが的確であってもそれをどう咀嚼するかは、本人次第。このあたりはあらゆる仕事に普遍的な課題な気がする(学会や研究会でも同じような光景をみることがあります)。

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222組が参加したオーディションで選ばれた若手芸人が、共同生活。
毎週、先輩芸人の指導を受け、日夜ネタ作りに励む。
しかし、彼らには試練が。毎週与えられた課題を審査され、毎週、削られていくのである。
芸人のテッペンを目指す若者たちの汗と、涙と、笑いのドキュメンタリー。
それが「笑けずり シーズン2 〜コント編〜」である。

http://www.nhk.or.jp/warakezuri/