3年生ゼミは後半に入ってきて、テキストの『日本ジーンズ物語』を終えたので、個人研究報告に移っている。卒業論文の構想発表ということで、毎回2人ずつ、発表を行っていて、現在2回目。卒業論文というにはまだまだ早いが、早い段階で構想を進めてもらい、春休みに資料収集に取り掛かってもらうというのが狙い。
これまで出てきたアイディアは、①日本の食生活の状況、②映画産業のフィルムコミッションと地域経済、③中国経済、北九州の環境政策、④スポーツマーケティング、プロスポーツと地域。それぞれ自分自身の問題意識を活かしたユニークなものが多いが、まだ構想段階で資料準備も含めてあまり勉強が進んでいないことが分かる。今後は、資料収集の仕方を習得する、文献を読んでそれを整理する。こうした作業が必要だろう。
2年生は年明けの合同発表会に向けて準備を進めている。一応共同論文のようなものを書かせ、それをもとにレジュメを作り、最終的にPPTにする作業を行っているが、議論の過程は私からみると「グダグダ」。たまにいい回もあるが、打率が低い。3回にい回くらいいい時がある。2歩前進3歩後退といった感じ。もどかしい感じもするが、私の教員としての力量不足もある。
