感情労働

ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代

ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代

感情労働としての看護

感情労働としての看護

管理される心―感情が商品になるとき

管理される心―感情が商品になるとき

現代思想2000年8月号 特集=感情労働

現代思想2000年8月号 特集=感情労働

講義の最後で介護労働の問題を取り上げた。制度も含めてその中身を理解するのは容易ではないが、ポイントは介護労働が対面サービスで、人間関係を構築するのに高度な能力が必要であるということだ。一方、肉体的負荷も高いために肉体労働と精神労働の両面を兼ね備えているといえる。講義でやったので少しこの問題を考えてみようと思っていたとこと『経済理論』誌で感情労働の論文があり、以前の『大原雑誌』の特集論文もあったことを思い出し、両者を引っ張り出した。感情労働の代表的先行研究としては上記の文献があげられるだろう。すべて図書館で借りてみた。継続的に興味を持っている分野であるが、きちんと文献を読みこめていない。いずれの職種も肉体労働と精神労働(感情労働)の二つの側面を持っていると思うが、問題は比重の置き方だろう。教員の場合感情労働の側面が大きいのだろうか。