仕事再開1日目

パスポート申請の日の夕方、出版社の編集者の方から催促の電話が入ってくる。実は自分は年内に一通りの原稿を完成させ、原稿は年明けに提出する予定であった。いくつか手違いなどがあって、出版社さんには送っていない状況だった。そのため、「原稿はできています」とお伝えし、先方と編者の先生の対応にお任せすることにする。とはいえ、原稿を持ち続けるのは、なんとも心に引っかかるので、取り急ぎ、図表一覧と原稿をメールでお送りし、同時にプリント原稿を出版社宛にも送っていく。

振り返れば、この仕事はきわめて短期間で仕上げなければならない厳しい条件でのものであった。事前にもう少し打ち合わせ、研究会などをして進捗具合をチェックしていくべきだったと思う。条件は決してよくなかったけれど、幸い、年末に時間が取れたので、1週間弱で集中して作業をしてなんとか完成稿らしきものはできた。もう少し時間があれば、より踏み込んだ内容まで叙述することができたのだろうけど、このスケジュールではこれが限界。このテキストの執筆過程では、基本的な統計データなどを再度整理した。そのため、自分なりにも頭の中を整理できて、仕事自体は有意義なものだった。はて、原稿は手元から離れたけど、今後の編集計画、校正計画などはどうなっているのだろう?早めの対応をお願いいたします>出版者様。