ぎろっぽんから始まる土曜日

午前中はぎろっぽんへ。お茶をしてからDVD、写真撮影のお店へ。お話を聞きに行く。少しかわいいデザインのお店で相方と双方お気に入り。ビデオ撮影のカメラマンがとれるかたびみょ〜。ということで仮予約の方向性となる。中華料理を食べ、辛いチャーハンにお腹を膨らませていく。近くの公園はとっても素敵な場所だった。少し遅れて市ヶ谷方面へ。学会の特別講演シンポである。毎週行っているキャンパスだが、今回の会場に行くの(その建物に入るのも含めて)ははじめて。とっても立派な会場である。特別講演は具体的資料、統計が豊富で授業、研究に使えそうなものばかり。ポイントをPCにメモして、討論に入っていく。討論は経済思想、金融、ジェンダー、雇用・労働の各分野の専門家が現代資本主義をどう把握するのかという内容。少しスケールが大きいだけに議論がどのような方向に進むのか心配したが、司会者の先生のまとめで内容のしまったものに。

保護されない雇用関係の存在をどう見るか、金融部門、高級取り労働者の存在をどう位置づけるか、家計・家庭も含めた再生産の仕組みをどう読み解くか、特にジェンダー論の視点は自分にとっても有益だった。実は、巷で言われるワークライフバランス、男女間の役割分業の改善、仕事とそれ以外の領域の負担のバランスは、社会経済を読み解く上でとっても大事な概念であることを少しばかり認識した(遅い!)。終了後、簡単な交流会に参加し、名刺を配っていく。参加者年齢が異常に高いのが気になりつつ、なんとなく疎外感を覚える交流会なのでした。