講義、ゼミ、パワポ
講義はテスト。総勢113名の大所帯となる。45分間のテストだが、遅れる人多数(10名くらい)。こういうテストをやるたびに、少し考える。教えるほう、教わるほう、いったいどんな意味があるのだろうか。大学講義の位置づけを考えてしまう。お互い労力を費やしているのに、得られる物は決して大きくない。なので数百人規模の大講義は原則としてやるべきではないと考えている。
ゼミは新テキスト序章。組合の組織形態とメンバーシップ、職務概念について整理・議論になる。M君の見事な交通整理は、今後の議論に期待大である。大学院ゼミ(M論報告:ピグーの経済思想)のあと、明日の学習会の資料を急遽パワポで作成してみる。超特急の仕事であった。後藤・木下本をテキストとしてその序章を「わかりやすく」がリクエストである。うまくいくといいのだが…。
最後に繰り返しになるが、大講義での大量の印刷物はその大半が処分される。講義に出ない人の分も印刷せざるを得ないからである。非効率だし資源の無駄極まりない。だから、いっそのこと資料はすべてパワポで授業をして、印刷は各自ネットでDLする方式にしたほうが、いいのではないだろうか。環境にはやさしいし無駄がない。授業に出たい人、勉強したい人だけ印刷して授業に出ればいいし、自習をすることもできる。来年度の課題としてみたい。