報告など

研究会報告。いつもどおりがんがん批判を浴びる。ここでは3回目の報告なので少し慣れてきたけれども、それぞれの批判は真摯に受け止める必要がある。いつも感じるのは自分の方法論と論文作成のねらいや限定が十分に理解されないということ。内在的な批判は歓迎すべきことだけれども、必ずしも1時間程度の報告で中身が十分に理解されるとは限らない。歴史研究や現場を実際に持っている研究者から違和感を感じるのは仕方がないことなのかとも思う。がんがんに批判されること自体はその瞬間は覚悟がいるし決して気分のいいものではないけれども、議論をできるだけでも感謝しないといけないと心の中では思っている。

その後、友人の研究発表を聞きにセミナーへ。2人の報告を聞く。「からゆき」さん、フィリピンの言語教育の研究紹介。いずれも歴史学のアプローチでとても新鮮な感じがした。食事会では日本ではなかなか食べない韓国風の「イヌ」のなべを食べた。ちょっと癖のある味。やっぱり「鳥」の方が美味しいかも。