NHKあれこれ

Nスペばかり見ています。土曜日は「人事も経理も中国へ〜」の再放送。グローバル化の中でのアウトソーシングの話を描いています。授業用にDVDゲット。でも、DVDのリモコンがないため、事前録画が手来ません。今夜は中国の土地の立ち退きの話。立ち退きを迫られる住民が裁判闘争に打って出ます。所有権がない中語の話を、大変興味深く見ました。こちらは再放送版をDVDにとる予定。

激流中国 民が官を訴える 〜土地をめぐる攻防〜
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070909.html

中国で今年10月1日から施行される新たな法律「物権法」。国家と個人の私有財産を“平等に保護する”ことを規定したもので、社会主義のこの国において、画期的なものとされている。この法律によって、将来、個人の財産がこれまで以上に厚く保護されるようになると期待されている。こうした法律制定の背景には、中国政府が、今、全国各地で起きている土地収用や住宅の強制立ち退きを看過できなくなっている事情がある。急速な経済発展にともない、都市の再開発に拍車がかかる中、地方では開発業者と当局が一緒になって強引な土地の確保を進め、それが住民とのトラブルを引き起こし、大きな社会混乱につながるおそれがあるからだ。土地問題を専門に扱う弁護士事務所には、連日のように全国から相談客が訪れている。住民たちは弁護士の力を借りて、当局を相手に行政訴訟をおこし、自分たちの土地の権利を守ろうとするが、当局の強い反発や、費用の問題など様々な困難が立ちはだかる。番組では、ある地方の住民たちの動きに長期間密着、彼らが初めて法の力を使って、自分の土地や住宅の権利を守ろうとする過程を描くことで、変わる中国の今を浮き彫りにする。

明日は、コムスン問題か。でもNHKさんは中国に大変力を入れていますね。とてもいいことだと思います(NHKの方のアクセスもあるみたいなので若干アピール)。

追記:社会的企業のドキュメントも大変面白かった。融資を受け取った人と、融資をした人とが、ネットを通じてコミュニケーションできているのが現代的だと思った。誰に融資するか、誰に融資されるかがわかる「フェイスツーフェイスな」融資。「金融」の文字通りの意味ってこうなんだろうな。次回の放送も楽しみ。詳細は書く余裕がないのでこちらのブログでどうぞ。って私はNHKの広告マンか!!