宮沢元総理

宮沢喜一自民党総裁が亡くなりました。自民党の中でも保守本流で通してきた方です。議員を引退してからは、野中広務さんと並んで、憲法問題に積極的に発言をされていました。私はいままでの自民党政権に全面的に賛同する者ではありませんが、少なくともいまの自民党民主党にはない良心的な部分も持っていたとは思っています。またひとつ日本の戦後を体現する人物がいなくなりました。ひとつの時代が終わった気がします。心よりご冥福をお祈りいたします。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070628i111.htm?from=main1
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070628k0000e010089000c.html
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20070628010005372.asp
以下は「東奥日報」の記事。

サンフランシスコ講和会議に吉田茂首相(当時)の随員として出席するなど戦後日本の再建に参画。1953年に参院広島地方区(当時)で初当選し、参院当選2回、衆院当選12回。この間外相、官房長官、蔵相など重要閣僚を歴任し、91年11月に第78代首相に就任。一貫して戦後政治の中枢に位置し、軽武装憲法擁護、積極財政による経済成長路線を政治理念に、保守政治をリードした。