介護保険

昨日の朝日新聞に伊藤周平さん(鹿児島大学)が介護保険制度をめぐってコラムを書いていました。介護保険制度の構造的問題として、コムスン問題を論じています。介護報酬が少ないため、参入企業は人件費を削減する。そして、職員の過剰労働・労働条件悪化などが生ずる。介護報酬を引き上げるためには、介護保険料を切り上げるしかないが、ドイツのように所得に応じた保険料負担も考えるべきだというのが論旨(たぶん)。ということで、自宅の本棚をあさり、ずいぶん前(3年位前?)にかって積読になっていた伊藤さんの本を発掘する。勉強のために読みたいと思います。

介護保険を問いなおす (ちくま新書)

介護保険を問いなおす (ちくま新書)